ボルト軸方向/軸直角方向繰り返し外力によるゆるみ。締付トルク不足によるボルト折損、ナットの脱落。
氷上を高速走行するボブスレー競技では本体エッジ部の固定に衝撃がかかる反面、氷上の凹凸を吸収する為に締結ナットにガタ(遊び)を作る必要があったが、ナットのゆるみを抑える為には、高トルクで締結するしかなかった。
ボブスレーエッジ部の固定をハードロック化することによってトルク管理が可能となり、衝撃を吸収するための一定のガタを設けながらゆるみの問題を解消することができた。結果、2010年冬季五輪出場時には、大幅に記録を更新することができた。
ボブスレーのエッジ部は競技により振動がかかりボルト軸方向/軸直角方向繰り返し外力によるゆるみの発生や締付トルク不足によるボルト折損、ナットの脱落することがあります。
今回の事例では、ボブスレーのエッジ部の固定をハードロックナットに変更することによりトルク管理が可能となり、衝撃を吸収するための一定のガタを設けながらゆるみの問題を解消することができました。
製品 | ハードロックナット |
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緩みの原因 | ボルト軸方向/軸直角方向繰り返し外力によるゆるみ。締付トルク不足によるボルト折損、ナットの脱落。 |
サイズ | |
採用場所 | ボブスレー/エッジ部 |
業界 | 特殊用途 |
備考 |
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