ボルト軸回り方向繰返し外力によるゆるみ。
一般的に製鉄所設備ラインのロール軸のシャフトには キー溝加工をし、ナット+歯付座金でゆるみ止め対策を行っていたが、衝撃で歯付座金が折れナットのゆるみが頻繁に発生していた。
ハードロックベアリングナットを使用することで歯付座金やシャフトのキー溝加工が不要となり部品点数低減とあわせて作業性も格段に向上した。
圧延とは、熱した鋼板の材料を回転するロール間に通して薄く延ばし、機械的な性質を向上させることをいいます。
薄く延ばされた鋼板は、造船用鋼板や自動車用鋼板、建材商品などに使用されます。
その圧延に使用されるロールを圧延ロールといいます。
今回事例では、その圧延ロールの軸を締結するナットをハードロックベアリングナットに変更したことによりゆるみ問題を解消し、作業性を上げることに成功しました。
製品 | ハードロックベアリングナット |
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緩みの原因 | ボルト軸回り方向繰返し外力によるゆるみ。 |
サイズ | |
採用場所 | 製鉄所設備ラインの 圧延ロール軸 |
業界 | 鉄鋼 |
備考 |
ゆるみ止め対策をしたい
現場作業のミスを防止したい
特注仕様で締結部品が欲しい
保全点検工数を削減したい
耐久性を追求したい