プラスチック素材を熱で溶かし金型に流し込んで成型する機械で、素材を溶かし(溶融)、型に流し込み(射出、成型)、固める(冷却)、取り出すといった工程を1台で処理することができる工作機械です。この機械は3つの装置(コントローラー、型締めユニット、射出ユニット)から成り立っており、型締め⇒可塑化⇒ノズル接⇒射出・保圧⇒冷却⇒型開き⇒突き出しという工程で製品が出来上がります。
ゆるみトラブルの主な原因:
・ボルト軸回り繰り返し外力によるゆるみ
・ボルト軸方向繰り返し外力によるゆるみ
ボールねじの締結部に関しては、ボールねじが高速で正逆回転しながら大きな荷重で押し込んでいくため、早い段階でねじのゆるみが発生します。
戻り止め機能付きのベアリング用ナットを使用しているが、定期的に点検し時にはナットの締め直しが必要です。
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・ねじのゆるみが解消されたため、メンテナンス期間を大幅に延長することができ、その
結果、長時間の連続稼働が可能となり、生産性が大きく向上しました。
・ねじがゆるまないことで、金型を押し出す荷重が均一になり、安定した品質の商品ができ
不良品の削減に繋がりました。
採用製品 | ハードロックベアリングナット HLB |
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採用箇所 | ボールねじ締結部 型締、押出、ノズルタッチ、射出、プーリ |
採用理由 | ボールねじが高速で正逆回転しながら大きな荷重で押し込んでいくため、早い段階でねじのゆるみが発生。 |
緩み要因 | ・ボルト軸回り繰り返し外力によるゆるみ ・ボルト軸方向繰り返し外力によるゆるみ |
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