ボルト軸方向繰返し外力
従来アーム部にはプリベリングトルクタイプのゆるみ止めナットを使用していたが、ナットとシャフトの摩擦により削り出された鉄粉による可動不良が頻発していた
プリベリングトルクタイプゆるみ止めナットではトルク管理が 困難で軸力のバラつきが問題となっていた。
ハードロックベアリングナットに変更することにより、シャフトの損傷問題が解決した。
ゆるみ止め対策と併せて適正トルクでの軸力管理が可能となり製品性能も向上した。
産業用ロボットは、人に代わり、更には人よりも生産力を上げる事を目的に精度とスピードを重視したロボットです。
経済産業省ではロボットを「センサー、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム」と定義しています。
しかし、ロボットには、故障や可動不良という問題もつきものです。
今回事例では、その産業用ロボットのアーム部分に使用するナットをハードロックナットに変更したことにより可動不良問題の解決や、製品性能向上に成功しました。
製品 | ハードロックベアリングナット |
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緩みの原因 | ボルト軸方向繰返し外力 |
サイズ | |
採用場所 | 産業ロボットアーム関節部 |
業界 | ロボット |
備考 |
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