恒常的に発生する激しい振動、列車走行時の大きな荷重による伸縮
ボルト・ナットのゆるみによる軸力低下はボルト破損を起こす恐れがあり、イギリスでは脱線事故につながった。
現行ナイロンナットは変形により、ナット取り外し時に切断しなければならない場合が多かった。
ナイロンナットの締付け、取外し時に使用される特殊機械は高価なだけでなく、激しい振動により健康への影響と作業時間の制限があった。
実際の環境に即した軸力試験、疲労試験を経て現行部品よりも高い安全性が証明された。
一般のレンチで作業可能なため、連続作業による時間の短縮(75%削減)と振動による健康被害の防止が実現できた。
施工費、保守管理費を含め、全体コストを11%削減できた
鉄道の継ぎ目板は恒常的に発生する激しい振動、列車走行時の大きな荷重による伸縮からゆるむことが多々あります。
現行のナイロンナットでは軸力低下によるボルト破損、使用される特殊機械のコストと、激しい振動による健康への影響と作業時間の制限などの問題が生じていました。
今回の事例では、鉄道の継ぎ目板のボルト用ナットをナイロンナットからハードロックナットに変更することにより高い安全性の証明、連続作業による時間の短縮と振動による健康被害の防止さらに、コストを11%削減を実現しました。
製品 | ハードロックナット |
---|---|
緩みの原因 | 恒常的に発生する激しい振動、列車走行時の大きな荷重による伸縮 |
サイズ | |
採用場所 | 継目板ボルト用ナット |
業界 | 鉄道 |
備考 |
ゆるみ止め対策をしたい
現場作業のミスを防止したい
特注仕様で締結部品が欲しい
保全点検工数を削減したい
耐久性を追求したい