微動摩耗によるゆるみ。ボルト軸方向繰返し外力によるゆるみ。
海上空港の人工地盤裏面にチタンパネルを施工する際、プリベリングトルクタイプのゆるみ止めナットが検討されていた。
ボルトに傷をつけることによる(メッキ剥離)錆の発生が懸念され耐食性と安全性に大きな課題を抱えていた。
プリベリングトルクタイプのゆるみ止めナットに代わりハードロックナットを使用することでボルト損傷問題と共に錆の問題も解消された。
航空機離着陸時の激しい振動によるゆるみ発生の不安も解消され国交省が要求する100年保証にも対応できた。
飛行機が離陸・着陸するためにある滑走路には、激しい振動が与えられます。
滑走路のボルトには耐食性と安全性が求められ、空港は、滑走路が閉鎖されている夜間に巡回点検を密にしています。
今回の事例では、その空港の滑走路をナットをプリベリングトルクタイプのゆるみ止めナットからハードロックナットに変更することによってゆるみ問題を解消しました。
製品 | ハードロックナット |
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緩みの原因 | 微動摩耗によるゆるみ。ボルト軸方向繰返し外力によるゆるみ。 |
サイズ | |
採用場所 | 羽田空港D滑走路増設工事 |
業界 | 橋梁 |
備考 |
ゆるみ止め対策をしたい
現場作業のミスを防止したい
特注仕様で締結部品が欲しい
保全点検工数を削減したい
耐久性を追求したい