支柱にかかる外力によるゆるみ。
ダブルナットは羽交い絞めが難しく特に取り付け箇所によっては作業自体が出来ない箇所もある。
アンカーボルト長さが短い場合ダブルナットではボルト長が不足する場合がある。
保守時にナットを外す必要があるが、プリべリングトルクタイプは”ねじ部”のメッキを剥がすことがあり腐食を誘発する危険がある。
一般ナットと同じように締付けができ作業が楽になった。また軸力管理も可能となった。(特に高所、狭所)
ダブルナットより高さが低くできるのでアンカーボルト長の管理が容易になった。
保守時ナットを外しボルトの確認を行う時、メッキを剥することが無いので腐食を誘発する心配がなくなった。
本事例は高速道路の照明柱のアンカーの取り付け部にハードロックナットが採用された事例です。
高所や狭所など取り付け自体が難しい箇所や保守作業が難しい箇所でハードロックナットを使うことにより、より確実な締結が可能となり作業性も良くなる。またアンカーボルト長の管理も楽になった。特に保守時のナットを外すときボルトのメッキを剥がすことが無く、腐食を誘発する心配がなくなった。
製品 | ハードロックナット |
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緩みの原因 | ボルト軸直角方向への外力にいよる緩み。 |
サイズ | M24 SS400相当 HDZ35 |
採用場所 | 高速道路 照明柱アンカー部 |
業界 | 道路 |
備考 |
ゆるみ止め対策をしたい
現場作業のミスを防止したい
特注仕様で締結部品が欲しい
保全点検工数を削減したい
耐久性を追求したい