微振動の外力によるゆるみ。
微振動によりナットが緩みやすい箇所でダブルナットの締結になっていた。ダブルナットはボルト長が不足し施工できないこともあった。
ダブルナットは狭い場所で羽交い絞めが難しいことやサイズの大きいナットは羽交い絞め自体が難しいなど課題があった。
通常のナットの締結と同様に作業が行えまた軸力管理も可能となり緩みの無い締結が可能となった。
ハードロックナットに変更してボルト長も短くでき、アンカーボルトの施工も楽になった。
本事例は高速道路の料金所屋根の支柱のアンカーボルト止め個所にハードロックナットを取り付けた事例です。
高速道路では慣例的にダブルナットでゆるみ止め対策を行う場合が多いのですが、ダブルナットで緩み止め効果を発揮させるには羽交い絞めをする必要があります。羽交い絞めはサイズが大きくなればなるほど熟練工でも理想の締め方は難しく作業現場では不向きです。今回 緩も止め効果と作業性の両面からハードロックナットが採用されました。
製品 | ハードロックナット |
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緩みの原因 | 車の振動などのボルト軸方向繰り返し外力によるゆるみ。 |
サイズ | M30 SS400相当 HDZ35 |
採用箇所 | 高速道路 料金所の屋根の支柱アンカー部止め部 |
業界 | 道路 |
備考 |
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