高速鉄道車両に装備されるワイパーは降雨・降雪等によりフロントガラスに付着した水・氷、海水または泥水を払拭し運転者の視界を確保する装置です。
・ボルト軸回り方向繰り返し外力によるゆるみ
ワイパーブレードを支持する軸部が*高速で何度も可動させる必要があるため、軸部のねじ締結に関しては、高いトルクで締付けることができません。従って、ボルト軸回りの繰り返し外力がかかれば、早い段階ですぐにねじがゆるみます。
(*高速可動の場合は60回/分、可動角度は110°)
・特殊タイプの座金にてゆるみ止め対策を行っていたが、強く締め付けないと効果が出ない商品であるため、スムーズにワイパーが可動できる締付け状態にすると、すぐにゆるんでくるため、定期的な増し締め作業が発生しています。
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・ワイパーが円滑に可動できる締付け状態にしても、ねじがゆるまなくなり増し締め作業が不要となりました。
・ワイパーが可動のトラブルがなくなることで、運転手の精神的ストレスが解消され、快適な運転走行が可能になりました。
採用製品 | ハードロックナット |
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ゆるみの要因 | ・ボルト軸回り方向繰り返し外力によるゆるみ |
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