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六角ボルト(ねじの規格)

2023.11.01

六角ボルトは六角頭を持ったおねじ部品です。このコンテンツでは六角ボルトの種類について紹介します。

 

規格について

表1に示すように規格化されています。JIS B 1180には六角ボルトの種類と各部の寸法、製品仕様が規定されています。

 

表1 六角ボルトに関する規格

表1 六角ボルトに関する規格

 

 

種類

六角ボルトの種類は呼び径六角ボルト、全ねじ六角ボルト、有効径六角ボルトの3種類です。ねじのピッチは並目と細目が規定されています。寸法の公差幅による部品等級がA,B,Cの3等級あります。部品等級Aが公差幅が狭く精密です。ねじの呼び径dと呼び長さlで等級が分かれています。表2に種類を示します。

 

表2 六角ボルトの種類

表2 六角ボルトの種類

注記)呼び長さの「10dまたは150」はいずれか短い方を適用します。

 

例1) 呼び径5の並目ねじ、呼び長さ60の呼び径六角ボルトの場合

10d=10×5=50 (150と比較すると10dの方が小さいため、10dの値を適用します。)

呼び長さ60は10dの値を超えるため、このボルトは部品等級Bになります。

 

例2)呼び径16の並目ねじ、呼び長さ80の呼び径六角ボルトの場合

10d=10×16=160 (150と比較すると10dの方が大きいため、150の値を適用します。)

呼び長さ80は150以下であるため、このボルトは部品等級Aになります。

 

1. 呼び径ボルト

呼び径六角ボルトは呼び長さ(l部)の円筒部径とおねじ外径がほぼ等しい六角ボルトです。図1に形状を示します。また、表3に種類による形状の差を示します。

図1 呼び径六角ボルト

図1 呼び径六角ボルト

 

 

表3 呼び径六角ボルト-種類による形状の差

表3 呼び径六角ボルト-種類による形状の差

 

 

2. 全ねじ六角ボルト

全ねじ六角ボルトは呼び長さ(l部)のほぼ全体にねじが切られている六角ボルトです。図2に形状を示します。また、表4に種類による形状の差を示します。

 

図2 全ねじ六角ボルト

図2 全ねじ六角ボルト

 

 

表4 全ねじ六角ボルト-種類による形状の差

表4 全ねじ六角ボルト-種類による形状の差

 

 

3. 有効径六角ボルト

有効径六角ボルトは、呼び長さ(l部)の円筒部径とおねじ有効径がほぼ等しい六角ボルトです。そのため、円筒部が細くなっているように見えます。ねじ先端の形状は特に規定されていません。図3に形状を示します。

 

図3 有効径六角ボルト

図3 有効径六角ボルト

 

 

ねじの規格に関連する以下の技術ナビコンテンツもご覧ください。

 

 

(引用・参考文献)
JIS規格はJIS検索より内容の閲覧が可能です。

JIS B 1180: 2014 「六角ボルト」

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